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1.顧客作りの3つの要素の組み合わせ
経営の目的は、会社が生きていくための「顧客をつくる」ことです。
顧客は「商品」「地域」「客層」、この3つの要素の組み合わせで決まります。
どんな商品を、どんな地域の、どんな人たちに、販売するか?
この組み合わせが明確でないと、何をやっていいのか分からなくなってしまう。
2.なぜ大手の影響を受けるのか?
大手が市場に参入してくると、ダメージを受けます。
なぜ、ダメージを受けるのか?
それは、競合し、顧客が流れていくからです。
なぜ、競合するのか?
それは、上記で上げた顧客作り3つの要素が、大手とバッティングしてしまうから。
大手が取り扱う「商品」を取り扱っている・・・
大手が商圏としする、エリアに自社の顧客がいる・・・
大手がターゲットする客層が、自社とかぶっている・・・
したがって、影響が出ているようであれば、バッティングしないように、外していかなくてはいけない。
撤退は悔しいものですが、止むを得ません。
メガ○○キが出来て、顕著に影響を受けているのは
大手のスーパーや量販店なんです。
それは、ネガ○○キの顧客の要素である「商品」「地域」「客層」と
これらの大手のスーパー、量販店がバッティングしているから。
だから、モロに影響を受ける。
一方、中小零細は、「商品」「地域」「客層」のいずれかの要素が外れている場合は
影響が受けにくい。
3.メガ○○キの弱点はあるのか?
メガ○○キの弱点は従業員確保ではないでしょうか?
伊東市のような高齢化が進んでいる田舎で
朝8時~翌朝3時という長い営業時間、働ける従業員をどれくらい確保できるか?
そして、これが致命的な弱点ですが、従業員÷売り場面積が極めて低いことです。
従業員÷売り場面積が高ければ、高いほど顧客対応は良くなり
低くなればなるほど、顧客対応はおろそかになります。
メガ○○キのようなお店では、各売り場に従業員を配備することなどできない。
店員さんに聞いたり、説明を受けたりすることなど期待できない。
「顧客対応」は営業力のとても重要な要素です。
この部分がおろそかなのは、商品の品ぞろえ、薄利多売を維持していくためには
やむを得ない部分であるかもしれませんね。
4.メガ○○キから身を守る方法
メガ○○キから身を守る方法は二つです!!
・ 顧客の要素である「商品」「地域」「客層」をメガ○○キとバッティンングしないようにすること
・顧客対応を良くすること
中小零細は大手と競合したら、ひとたまりもありません。
競合しないようにすること、大手の弱点を自社の強みにしていくこと
この二つがあなたのお店を、大手から守ってくれます。
もっと、詳しく知りたい方は
原会計事務所 原眞人(ハラマサト)までご連絡下さい!!
☎0557-36-7752