飲食業は一日の売上が3万円以上ないとやっていけない~伊豆新聞広告~


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20170911いずしんぶん-0001

 

■飲食店で食っていくために必要な売上は?

商工会議所の開業の相談で最も多いのが飲食なのだそうです。

飲食業で食べていくために、どれだけの売り上げが必要か?

まず、これからシュミレーションして

開業に必要な資金をすり合わせていくのが正しいやり方です。

1.一年間に必要な生活費は?

 「一年間で生活にいくら必要か?」

 そこからスタートさせます。

 家族構成にもよりますが、目安は最低300万円~400万円

2.どれだけの粗利益が必要か?

 飲食業で開業して、すぐに人を雇うことは難しいです。

 一人や夫婦でスタートするのが一般的

 例えば年間400万円の生活費が必要だとすると

 この400万円が事業者のお給料となります。

 飲食業の労働分配率(人件費÷粗利益)は54%です。

 この算式を使って、400万円の人件費を払うのに必要な

 粗利益を算定します。

 粗利益=人件費÷労働分配率

 400万円÷54%=740万円

 400万円の人件費を支払うためには740万円の粗利益が必要です。

 

 

3.必要な売上高は?

 飲食業の原価率の平均は30~40%です。

 お寿司屋さんは40%を超えることもありますし

 居酒屋さんは30%をわることもあります。

 飲食と一言で言っても結構、バラツキがあります。

 ここでは仮に原価率を35%として計算してみます。

 原価率が35%とすると粗利益率は1-35%=65%となります。

 740万円の粗利益に必要な売上高は

 740万円÷65%=1千138万円

 となります。

 月平均で95万円

 日平均で3万8千円

 の売り上げが必要です。

 これを客単価で割れば、必要な客数が算定できます。

 例えば、客単価が1,500円だったら

 一日に必要な客数は

 3万8千円÷1,500円=25.3人→26人

 となります。

4.お客さんはいるのか?

 見込み客数26人をキープできるのか?

 お店の周りの人口の分布からターゲットする

 人たちがどれくらいいるのか?

 どれくらいでリピートしてもらうのか?

 こういったシュミレーションをしてみましょう。

 飲食を開業して3年以内に廃業する割合は70%

 と言われています。

 こういったシュミレーションをせずに開業してしまう

 人がいかに多いかですね。

 

もっと詳しく知りたい方は

 

☎0557-36-7752 原 眞人(ハラマサト)までご連絡下さい!

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