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2017年1月23日

■開業するなら、熱海と伊東どちらが有利か?~伊豆新聞広告~


■開業するなら、熱海と伊東どちらが有利か?~伊豆新聞広告~

本日、伊豆新聞に掲載された広告はこちらです。

 

20170123

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1.はじめに

業種にもよるかもしれませんが
店舗の改装、備品、広告宣伝、運転資金などを考えると
開業資金の1千万円なんてすぐになくなってしまいます。
1年で廃業なんてことのないように
開業前に、入念な戦略を立てなくてはいけません。
戦略の中で最も重要なものはどこの地域で開業するか?
一度、店舗を構えてしまうと移動することは難しくなるので
どこに店を出すのか、慎重に見極めなくてはいけません。

 

2.弱者の経営コンセプト

経営的強者と経営的弱者では戦略のコンセプトが違います。
強者は物量や広域を重視しますが
弱者は小規模で狭域を重視しなくてはいけません。
開業資金1千万円の事業者は弱者も弱者です。
弱者の経営コンセプトを守らなければ必ず失敗します。
弱者の地域戦略では、地形で市場が分断され、独立性が強く
市場規模が小さな地域を重視すべきであるとされます。
このような要件を満たす地域を一騎打ち戦的地域市場と
呼ばれています。
伊豆半島はまさに一騎打ち戦的地域市場に該当する地域です。
なぜこのような地域が弱者に適しているかといえば
このような地域では強者からに圧迫を受けにくいからです。
強者からの圧迫は
経営力=営業力の2乗×商品力
の力で受けます。
2乗作用が働くので、徹底的にやられます。
強者からの2乗作用を受けない地域が一騎打ち戦的地域市場
なのです。

 

3.伊東市と熱海市の比較

(1)大手の参入は?
伊豆半島は郡部型が一騎打ち戦的地域市場であり
強者の参入がしにくエリアとされたきましたが
伊東市では、ここ10年ほどで大手が相次いで参入しています。
マックスバリュー、かっぱ寿司、はま寿司
魚民、カインズホーム、ユニクロ、しまむら
吉野家、すき家、ほっともっと
ハックドラッグ、クリエイト、ココカラファイン・・・
そして、この3月にはドンキホーテがオープンする。
伊東市内の小売業、飲食業はまともに影響を受け
多くの事業所が廃業していきました。
これに対し、熱海市は大手の参入というのは極めて少ない
マックスバリューやファミレスはありますが
回転ずしやファストファッションの店もないし
ほっともっと、すらない。
(2)地形と人口
伊東市と熱海市はともに海と山に囲まれた町ですが
伊東市の方が平地が広く、市場が分断されるエリアが
熱海に比べ、少ない。
はま寿司、しまむら、ドンキホーテは伊東市の中で
最も人が集まり、見通しが良い海沿いの
マリンタウン周辺に店舗を構えている。
これに対し、熱海市は平地部分が極めて狭小で
海岸からすぐに山が迫り、坂が多い。
狭い土地にひしめきあうように建物がたっているため
駐車場を完備するのが困難です。
人口は伊東市が7万人、熱海市が4万人弱
大手は量を重視します。
ある程度のマーケットを確保できなければ参入しません。
地形と人口から見て、熱海市より伊東市へ大手が出店するのは
当然のことです。

 

ATAMI

4.弱者がまず考えなくてはいけないことは?


弱者がまず考えなくてはいけないのは
強者の圧力を受けないようにすることです。
強者と競合したら、必ず負けます。
「成せばなる」ということは経営にはないんです。
競合の営業力が自社の1.3倍あったら
5年で必ず、負けます。
大手の営業力に勝てるわけがありません。
強者が自社の商圏にいないことが大前提です。
そして、現在、強者がいなくても将来参入してくる
可能性があるエリアも避けなくはいけません。

 

5.伊東は大手の参入が続く

ITO

伊東市というエリアは大手にとってはおいしい
市場のはずです。
人が集まるエリアがあり、平地もある。
人口7万程度ですが、東伊豆町や熱海の網代地区や多賀地区も
商圏に目論むことができる。
したがって、これから先も大手の参入は続くはずです。
これに対し熱海は、現在はとても活気がありますが
大手の参入は考えにくい。
弱者が経営をしていくのに
熱海と伊東のどちらが有利な町か?
強者の圧迫を受けにくい熱海に軍配があがります。

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