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2017年6月13日

「社長さん」何で資金繰りがそんなに悪いのでしょう?~伊豆新聞広告ご覧の方へ~


1.財務の構造は「粗利益」「人件費」「借入金」で決まる

 

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会社の財務の構造は「粗利益」「人件費」「借入金」でほぼ決まります。

 (1) 「粗利益」こそエネルギー源

  売上げはもちろん、大切ですが、

   それより大事なものは「粗利益」の管理です。

  「粗利益」こそが会社の存続するエネルギー源となります。

  「粗利益」から、人件費、さまざまな経費、

   借入金の返済、税金の支払がされる。

  いかに粗利益を確保できるかが、会社存続のカギとなります。

 *チェックポイント

   過年度と比較し、その増減をチェックしてください。

     金額と粗利益率(粗利益÷売上高)を比較してください。

   特に粗利益率は数パーセント変動すると大きく、その後利益に影響を及ぼします。

 

(2)人件費が最もお金がかかる

   仕入以外で最もお金がかかるのが人件費です。

  人件費

    =役員報酬+給料+賞与+雑給+法定福利費+福利厚生費

  業種にもよりますが、粗利益のうち

    おおよそ、50%は人件費にもっていかれます。

  人件費の多くは固定費なので、業績が悪くなると

    この人件費の負担が会社の資金繰りを圧迫します。

  粗利益と人件費の関係には常に目を配りましょう。

 *チェックポイント

  人件費÷粗利益(労働分配率といいます)を毎月、チェックしましょう。

    正社員ではなくパートにシフトできる部分はないか?

  仕事を内容を精査しましょう。

 

(3)借入金の返済は見えてこない

  借入金の返済は、

   元金返済部分と利息返済部分とに分かれます。

  経費となるのは利息返済部分で、

    元金返済分は経費としてカウントされない。

  したがって、損益計算書上、利益が出ていても

     元金返済部分が考慮されていないため

  実態は赤字となっている場合がとても多い。

  「利益」と「現預金の残」が大きく乖離しているのは、

    借入金が原因です。

*チェックポイント

 税引後当期純利益+減価償却費-借入金元金返済額

 これを計算してみましょう。プラスとなっていればいいのですが、

マイナスとなっていると,いずれ資金ショートしてしまいます。

 

2.改善計画を立てましょう!

 「粗利益」「人件費」「借入金」をチェックし、問題点を洗い出します。

 粗利益がなぜ、下がっているのか?

  まず、その原因を探りましょう。

 売上アップを考慮しないで、どうやったら改善できるか。

 これをとことん考えましょう。

 人件費の負担が大きくなってきている原因の多くは、

 粗利益が下がってきているからですが、

 粗利益が下がってると、 従業員の遊休時間が増えているはずです。

 遊休時間の管理をまず始めましょう。

 

 改善策がまとまったら、それを数値計画に落とし込んでいきます。

 向こう一年間の改善計画を立てます。

 *借入金の改善は銀行との話し合いなので、

  話し合いの材料とするためにも、改善計画は欠かせません。

 

3.予実管理は欠かせません

  計画をするだけでは財務構造は改善されません。

  計画された数値と実際の数値を毎月、突合せ、どの程度の乖離があるのか

  チェックする必要があります。

  乖離をチェックして、なぜ、乖離したのか?

  どうすれば計画値に近づけることができるのか?

  それを毎月、管理していきます。

 

 

4.まずはチェックしてください!

   まずは、「粗利益」「人件費」「借入金」をチェックして、

   何が会社の資金繰りを悪くしているのか?

   それを見極めましょう!

 

 

財務構造のチェック並びに改善計画について、もっと知りたい方はご連絡下さい。

 

 原会計事務所 原眞人(ハラマサト)

☎0557-36-7752

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