社長さん、前年比何%アップ・ダウンはもう古い!!


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20180723広告原稿

 

1.三期比較はあまり意味がない

うちの事務所でもクライアントの月次の試算表を作成し、その月の財務状況をご説明することがあります。

 

その説明の中で、今期・前期・前々期の損益の三期比較表を作成することがあります。

 

前期、前期と比較し、売上は?仕入は?粗利益は?経費は?利益は?税金はどれくらいになりそうか?

 

過年度の数値と比較し、今期はどうか?

 

この比較は実はあまり意味がないものなのです。

 

過年度の数値は過去の実績値であり、その会社の理想的な数値であるわけではありませんし

 

2年前、1年前と会社が置かれている経営環境が同じであろうはずがありません。

そんな過去の数値と比較して、現在の財務状況を分析をしてみても本当の課題点というものが

 

見えてくるわけはないのです。

 

2.会社のあるべき姿を明確にする

経営計画を「絵に描いたモチ」だとおっしゃる社長さんは少なくありません。

 

しかし、それは大きな間違いです。

 

そうおっしゃる社長さんは失礼ながら、将来に対するヴィジョンが描けない経営者なのです。

 

将来に対する明確なヴィジョンがある経営者ならば

 

そのヴィジョンを将来、現実の形にするために

 

「今、何をすべきか?の計画」を立てるはずなのです。

 

計画を管理するためには、目標値の設定をしなければならない。

 

その目標値を実現するためには、「どうしたらいいのか?」

 

これがアクションプランとなる。

 

こうしたことをリアルにやっていくことが経営計画なのです。

 

5年後にこうありたいから、3年後には?、1年後には?

 

そうやって将来のあるべき数値が決まる。

 

そのあるべき数値と毎月の試算表の実績値を比較する。

 

この比較によってこそ、本当の会社の課題点が浮かびあがり

 

改善するにはどうしたらよいのか?

 

この思考が生まれるのです。

 

3.経営計画と毎月々の予実分析は必須です

毎月々の試算表は、単年度の計画値と比較してこそ、意味を持ちます。

 

過去との比較では何も生まれない。現状維持さえままならない。

 

5か年の中期経営計画は作成しなくても、向こう一年間の単年度の計画は作成しなければ

 

経営を管理することはできません。

 

向こう一年間、これだけの借入金を返済しなければならない。

 

その返済に必要な資金を作るために必要な経常利益は?

 

販管費はどれくらい削れるのか?

 

必要な粗利益は?

 

必要な売上は?

 

会社が継続維持のために必要な数値はこうやって逆算して求めていくのです。

 

こうやって出た数値と試算表の実績値を比較し差額を分析する。

 

どうして差額がでたのか?

 

この差額を埋めるためにこれから何をしなければならないのか?

 

こういうことに毎月々の試算表を使うのです。

 

 

 

原会計事務所では、単年度の経営計画書の立案、毎月々の試算表との比較

 

課題抽出、アクションプランの作成のサービスを承っております。

 

詳細については、こちらまでご連絡をください。

 

☎0557-36-7752  原会計事務所 原 眞人(ハラマサト)

平日9時~17時

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