税理士は何もやってくれない~伊豆新聞広告をご覧の方へ~


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税理士の身に付けているスキルは?

僕も税理士なので、僕らが税理士になるために、どんな勉強をしているかをご説明いたします。

税理士になるには、国家試験を受ける方法が一般的です。

(税務署職員OBは無試験で税理士登録できたり、大学院に通って科目免除できたりもしますが)

国家試験は会計科目2科目(必修)、税法科目3科目(所得税または法人税は選択必修)の計5科目に合格して

晴れて税理士となれます。

 

会計科目は簿記論と財務諸表論、

簿記論はまさしく簿記で取引を仕訳をして試算表や決算書を作成する能力が問われます。

財務諸表論は会計の理論の知識や、制度に遵守した決算書を作成できる能力が問われます。

 

税法科目は、各税法の条文の内容を正しく理解しているか、税額を正しく算定できるかが問われます。

 

以上のように、僕ら税理士が身に付けているスキルは いかに正しく決算書を作成し、いかに正しく税額を算定できるか なのです。

 

税理士は財務分析ができない?!!

 国家資格である税理士なるために身に付けなくてはならない知識・能力は決算書の作成能力と税額計算の能力であり

作成された決算書を読み解く能力は税理士試験には求められません。したがって、決算書を作成できても、そこから経営の情報を読み解く

財務分析の知識については、税理士は身に付けてはいません。個々の税理士がそれぞれに財務分析の勉強をしない限り、本来、社長が知りたい

決算書から経営に必要な情報を読むことなどできないのが現状です。

 

経営についてのアドヴァイスはできない?!

 財務分析の勉強をしている税理士は、数字からどんな経費が経営を圧迫しているとか、資金繰りがどうとかなどのアドヴァイスはできますが、それしかできません。

経営戦略やマーケティングの勉強をしている税理士はほんの一握しかいません。

したがって、どうやって売り上げを上げるか? どうやって粗利益を増やしていくか? 経営の効率性を上げていくにはどうしたらいいか?

そんなアドヴァイスはすることができません。

税理士は経営コンサルタントではないのだから、経営のアドヴァイスまではできない。それが税理士の本音です。

 

経営者が本当にしてほしいサービスは?

 経営者が本当にして欲しいサービスは試算表や決算書をみて、そこから経営に必要な情報を伝えてくれたり

市内の経済状況から経営戦略に必要な情報を教えてくれたり、扱う商品や営業地域を客観的に意見を言ってくれたり

経営の課題点について気付せてくれたりすることではないでしょうか。

決算書を作成したり、税額を計算するだけのサービスだけだったら、なるべく安い税理士が良いです。

「税理士は何もしてくれない」

そう思っているのなら、税理士にしてほしいサービスを要求してみましょう。

もし、そのサービスを顧問税理士が提供できる能力がを持ち合わせていないのなら、顧問契約をできるだけ早く切ることをお勧めします。

高い顧問料を払うこと自体が経営にとってはマイナスになります。

 

原会計事務所ができること

 原会計事務所ではお客様のご要望に応じて、財務分析をして現状の課題点についてご説明いたします。

また、ご希望のお客様に対しては、 中期・短期の経営計画書を策定し、予算・実績の監査を行います。

さらに、コンサルティングの業務として経営戦略やマーケティングのアドヴァイスも行います。

 

詳細については、お気軽に 0557-36-7752  原 眞人(ハラマサト)までご連絡下さい!!

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